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やはば保育園からの最新情報

やはば保育園銀河大太鼓について

やはば保育園銀河大太鼓
 宮沢賢治は、岩手が生んだ詩人で童話作家でもあり、農業指導者として農民の幸せのため半生をささげた人です。そして有名な「雨にも負けず」の詩や、農民芸術概論綱要の中で「世界ぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」と訴えております。
 賢治の盛岡中学時代の友人に、大変親しい矢巾町出身の藤原健次郎がおりました。健次郎は野球部の選手で四番バッターとして活躍しましたが、腸チフスに罹り急逝しました。賢治は大変ショックを受けると同時にじぶんのいい加減な生き方を反省します。後に、賢治は代表作ともいえる童話「銀河鉄道の夜」を書きますが、この物語は亡き健次郎と天国で出会い、二人で銀河鉄道に乗り宇宙を旅しながら語り合い、これからは困る人達を助けるような仕事をし、皆の幸せのために生きる事を健次郎に誓う物語です。この物語の主人公カンパネルラは藤原健次郎、ジョバンニは賢治であり、舞台は矢巾町の南昌山だということです。このことは矢巾町宮沢賢治を語る会の会長松本隆氏が平成15年9月23日全国宮沢賢治学会で研究発表しました。そして本も出版しております。
 やはば保育園の子どもたちも、大きくなったら世界の幸せのために大空にはばたこうとの願いを込めて、保育園の開園を祈念し「やはば保育園銀河大太鼓」と命名し、やはば保育園第一回「おたのしみ会」で披露し、これを伝承太鼓として取り組んでいます。
 矢巾町では賢治と健次郎の交友を後生に伝えるため「水辺の里」公園に賢治の歌碑を建立し、また二人が散策した場所六か所に案内板を建てておりますが、このたび南昌山の登り口に『童話「銀河鉄道の夜」の舞台は南昌山』と書いた大看板を建てられました。
 皆さんも賢治の愛した南昌山を一度訪れてはいかがですか。
                    やはば保育園銀河大太鼓実行委員
 
社会福祉法人矢巾親和会
〒028-3615
岩手県紫波郡矢巾町南矢幅6-13-1
TEL&FAX:(019)698-2600

<幼保連携型認定こども園
やはばこども園>

〒028-3615
紫波郡矢巾町南矢幅6-13-1
TEL&FAX:(019)698-2600

<幼保連携型認定こども園
ふどうこども園>

〒028-3625
紫波郡矢巾町室岡9-55-1
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